暖地型
その他
小型でやや粗剛な茎に細い葉を付ける暖地型多年草草種です。初期発芽,生育はやや遅めですがほふく茎によって広がり,刈り込みを行うことにより密な芝生を形成します。耐暑,耐旱性に優れ,酸性の土壌にも生育しますが耐寒性は劣るため関東以西の利用に適します。
従来の種子よりも早く一斉に発芽が始まり,国際種子検査規定に準じた発芽試験では2週間以内にほぼすべての種子の発芽が完了します。これにより従来の種子を使用した場合に比べ,より速やかな芝生の造成が可能です。
従来ノシバは栄養繁殖による芝を張芝として利用してきましたが,現在では発芽促進処理を施し高い発芽率を得ることが可能となり播種による芝生造成が行われるようになりました。
塩性⼟壌、或いはアルカリ⼟壌において⽣育することが可能な寒地型の草種です。
草丈は20~40cmで葉幅は2~4cmと細くフェスク類に準じています。
小~中型のほふく茎と地下茎をもつ、暖地型の多年草です。熱帯地方に分布しアフリカ原産といわれています。芝生利用の他に、根が深く広い範囲に広がるため急傾斜地の土壌保護など、緑化工事での利用にも適します。
小型で草丈が低い、雌雄異株のほふく茎をもつ暖地型の多年草です。密度の高いターフを形成するほか、6種類のアレロパシー物質によるスズメノカタビラ侵入阻害が実証されており、雑草抑制効果が期待できます。
草丈は10~30cmで極めて小さな葉を持ち、茎はよく分岐し地表に広がります。花期には黄色の花を咲かせます。全国の道端や川原などで広く群生しています。工地が平場や緩傾斜の場合では、落下種子の発芽・生育により持続的な緑化が可能です。芝草との混播が非常に有効であり、 芝生造成期及び維持管理期に導入することにより牧養力向上、雑草抑制等の効果が期待できます。