一定の条件のもとで,調湿材として広く使用されているセピトール,ゼオライト,炭を比較したところ,セピトールの吸放湿量が他に比べ高い値を示しました。
炭は湿度変化に反応できず、含水量も多いままです。それに対してセピトールは、特に調湿材として大切な外気の湿度変化に対し物質内の含水量の変増減が著しく高い値を示しています。
セピトールには表面に無数の孔があり,その面積はg当たり240m2以上になります。
この無数の孔が床下の余分な水分を吸着し,乾燥時に放湿します。
セピトールの結晶構造はトンネル状の含水珪酸マグネシウムであり,その特性から水分だけでなく,アンモニアなど臭気物質の脱臭材として効果があります。 (セピトールの構造についてはこちら)
ヨーロッパでは室内用のネコ砂として利用されています。